夢を追いかけ、 西森工業らしく変化していく、 少数精鋭の組織を目指しています。
西森工業株式会社|代表取締役社長|杉浦 光哉
西森工業は所属部署に関係なく、全社員が営業としての意識と自覚を持ち、人との信用・信頼を追求することで成長を続けてきた会社です。そして、“会社はみんなのもの”という創業者の想いを受け継ぎ、非同族経営を貫いてきた会社です。私も、先代社長も、先々代社長も創業者と血縁関係は一切なく、もともとは一社員でした。今後も人との信用・信頼を追求する姿勢や非同族経営の方針が変わることはありません。新型コロナウィルスの感染拡大によって世界が急変したように、たとえ当社を取り巻く環境が大きく変化したとしても、西森工業らしさを体現し続けていくのです。それはつまり「変わらぬ西森工業らしさを貫くために、その時代ごとに変化していくこと」だと思っています。目指しているのは、全員営業の心構えで信用・信頼を追求しながら、あらゆる溶接ニーズに対応していく真の製造メーカーです。50年先、100年先も、西森工業らしい不変の理念を貫きながら成長していくために、時代とともに変化しながら次の世代、また次の世代を担う人材を育てていきたいと考えています。
当社が掲げる中長期経営計画のテーマは「西森流の不易流行」です。不易流行とは「いつまでも変化しない本質的なもののために、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと」を意味する言葉です。このテーマには前述でもお伝えしたように、「変動する時代に適応変化し、不変の理念を貫いていく」という当社の想いが込められています。では、どのような適応変化が求められるのか。たとえばコロナ禍においては交替制勤務やリモートワークといった新しい働き方を導入し、結果的に業務の効率化に成功しました。そして今後はAIやIoTをはじめとする、新技術を適切に取り入れていきたいと考えています。もちろん、むやみやたらに新しいものに飛びつくようなことはしません。大切なのは必要なものをしっかり見極め、いつでも導入できる体制を整えていくこと。そのためにも、これからの当社は多方面に視野を広げられる好奇心旺盛な人材を求めています。新しいものに興味を持ち、知恵を活かしながら変化していける方に来て欲しいと思っています。

当社は2011年にM&Aを行い、ステンレスシンクにエンボス加工を施す司放電研究所との業務提携を実現しました。でも、当社は決して会社を大きくすることを目的にM&Aを行っているわけではありません。もちろん、M&Aによって事業の可能性が広がったことは事実ですが、それ以上に夢や目標を持って働ける環境づくりを重視しているのです。そのため、人が育っていない状態で新分野に進出することは絶対にありません。ただし、人が育てばいつでも挑戦できる環境が提供できるよう、しっかり準備を進めていきたいと考えています。先々を見据え、何事も計画的に準備する――それは西森工業の大きな強みです。コロナ禍においても夏・冬の賞与に加え、決算賞与と記念功労金を支給しましたが、それは、目的を持って内部留保を行っているからです。安心して働ける環境は会社が用意します。未来に向けて進化していく西森工業で一緒に夢や目標を追いかけていきましょう。
